
技術・製品内容

ノーパーエヴァタックLBPの粘着層は糊や吸盤を使用せず、特殊EVA樹脂(エチレン-酢酸ビニル共重合樹脂)を用いており強力な粘着力を持ちながらも、剥がし痕が残らない製品です。
今まで、貼りたくても貼れなかったガラス面、大理石、タイル、金属や車両等の平滑面に最適です。
本製品の粘着層(特殊EVA樹脂)の特長の1つとして耐熱性があげられます。レーザープリンターはトナーを定着させる為に約180℃の熱をかける為、通常の糊タイプの強粘着シートは高熱によりマシーンの中で糊が溶け出し故障の原因となる問題を抱えていました。よって、プリンターメーカー様が積極的に強粘着の印刷用紙を取り扱う事はありませんでした。
しかしながら、本製品は耐熱性に富んでいる事により、その問題を解消致しました。またEVA樹脂は無毒ですので、食品衛生法の規格基準に適しており安心安全なオンリーワン製品です。
オンデマンドプリンター対応
マシーンのトラブル回避の為に従来は、ステッカーをつくる場合一工程目に印刷をかけその後に糊引き作業をするという二度の工程が必要でしたが、ノーパーエヴァタックLBPで解消致します。
本製品の優位性
- 糊や吸盤を使用せず、特殊EVA樹脂を用いており強力な粘着力を持ちながらも、剥がし痕が残らない製品です。
- 特殊EVA樹脂の粘着層は耐熱性に富んでいる為、レーザープリンター用の強粘着印刷用紙としてプリンターメーカー様から評価していただいています。
- EVA樹脂は無毒ですので、食品衛生法の規格基準に適しており安心安全なオンリーワン製品です。
導入事例
導入のメリット
- トナー自体が耐水性に富んでいますので、ラミネートが不要です。
- PDF、パワーポイントファイル等からでも簡単に出力できます。
- 外部委託していた印刷物を手軽に内作可能になり、経費削減に貢献します。
レーザープリンター用印刷シートの比較
機器への影響 |
印刷品質 |
貼れる面 |
粘着力 |
水濡れ |
安全性 |
糊残り |
|
ノーパーエヴァ タックLBP |
なし |
良 |
平滑面 |
強い |
強い |
良 |
なし |
糊シート | あり |
良 |
多少の凸凹もOK |
強い |
弱い |
悪い |
あり |
吸盤シート | なし |
普通 |
平滑面 |
弱い |
弱い |
普通 |
なし |
仕様
●裏面は、素材の性質で貼りつき、はがしあとが残らずガラス・金属・板など平坦な面に貼ることができる
●A4・A3
●その他サイズ、納期に関してはお問い合わせください。
商品名 |
仕様 |
---|---|
A4グロス |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
A3グロス |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
A4透明 |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
A3透明 |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
A4マット |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
A3マット |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
A4半透明 |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
A3半透明 |
基材:PET総厚160μ 剥離紙:PET白50μ |
使用上のご注意
- 使用される際は以下の設定を選択してください。(プリンターメーカーにより文言の表現方法は異なります。) ◎用紙設定は[厚紙]にし、その中でも一番厚いものに設定してください。 両面印刷設定がある場合は[裏面]または[厚紙2面目]を選択してください。
- 施工後1~2日目後から粘着力が最大になり剥離するまでその力が持続されます。 施工する際には設置面の汚れや水滴を拭き取ってから貼ってください。また、水ばり施工の場合は、完全に水滴を抜き取ってください。汚れやワックス、水滴等で粘着効果が損なわれます。
- 装着・剥離作業をする際は被着体の温度にご注意ください。熱を帯びている時に作業してしまうと粘着層に異常をきたす事があります。特に車両等の場合には屋内または日陰で作業してください。
- 下記の材質には貼らないでください。可塑剤等に反応し剥離できなくなったり、剥し痕が残る場合があります。 材質の物性がご不明な場合は事前にテストして頂くことをお勧めします。 ■塩化ビニール(PVC) ■ポリカーボネイト製品(PC) ■軟質ビニール製品(SV) ■有機溶剤 ■一部のアクリルボード ■蝋、グリースなどの油脂コーティング
- 当商品は工業用製品の保護シートとして開発されたものですが、サビ、キズ、経年劣化のあるところには貼らないでください。強力に貼り付く為剥す際に表面の塗料等を剥してしまう場合がありますので必ず施工前にご確認ください。
- 適した保存環境下で保存いただかない場合、変色したり、本来専用紙が持っている性能を十分に発揮させる ことができないことがありますので、高温多湿、直射日光を避けて暗所に保存するようにしてくだい。
- 万が一不測の事態が生じた場合、弊社は一切の責任を負いかねますので、ご了承ください。
株式会社 広藤洋行
メディア事業部
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〒590-0055
大阪府堺市堺区旭通3-13
TEL:072-238-7500